〇
出席委員
(
委員長) 高 橋 哲 也
(副
委員長) 豊 島 真
(
委員) 阿 部 松 雄 古 泉 幸 一 佐 藤 耕 一 平 松 洋 一
田 村 要 介 倉 茂 政 樹 加 藤 大 弥 志 賀 泰 雄
高 橋 三 義 深 谷 成 信
〇
出席説明員
財務企画課長 若 林 靖 恵
契約課長 加 藤 陽 子
税務監・
税制課長 落 田 章 人
以上の
てんまつは
会議録のとおりであるので署名する。
総務常任委員長 高 橋 哲 也
○
高橋哲也 委員長 ただいまから
総務常任委員会を開会します。(午前9:58)
本日の欠席はありません。
本日は日程に従い、
財務部の
審査を行います。
また、
審査終了後、今
定例会において当
委員会に付託されました
議案について、
委員間討議を行うかどうか御協議いただきたいと思います。
また、
契約課から「6,000万円以上の
契約について」
報告の申出がありますので、
委員会終了後、
協議会においてこれを受けたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(異 議 な し)
○
高橋哲也 委員長 そのように行います。
なお、本日使用する
資料は事前に配付していますので、御確認をお願いします。
これより
財務部の
議案審査を行います。
初めに、
契約課の
審査を行います。
契約課長から
説明をお願いします。
◎
加藤陽子 契約課長 契約課所管の
議案について
資料で
説明します。
初めに、
議案第54
号契約の締結についてと
追加その2、
議案第56
号契約の締結について、1ページ、
議案第54
号主要地方道新潟中央環状線(
信濃川渡河工区)P7
橋脚工事について
説明します。
契約金額は5億9,180万円、
契約の
相手方は本間・
テックアサヒ特定共同企業体、
履行期限は
令和6年7月16日まで、
落札額は5億3,800万円、
落札率は91.97%です。
工事の
概要や
参加業者、
入札金額については、
記載のとおりで、2ページは、
事業スケジュールや
配置図などです。
次に、3ページ、
議案第56
号新潟駅万代
広場シェルター等建設工事は、当初の
入札が不調となったため、改めて
入札を行った結果、
追加で
議案を提出しています。
契約金額は16億3,240万円、
契約の
相手方は福田・第一・
加賀田・
丸運特定共同企業体、
履行期限は
令和5年3月31日ですが、
工期延長を予定しています。
落札額は14億8,400万円、
落札率は93.21%です。
工事の
概要や
参加業者、
入札金額については
記載のとおりで、4ページは、
事業スケジュールや
整備計画図などです。
続いて、
議案書34ページ、35ページ、
報告第2
号繰越明許費繰越計算書の
報告について
関係部分です。第2
款総務費、第1項
総務管理費、
電子入札システム改修費は、
電子入札システムの
対応ブラウザを
サポートが終了するインターネットエクスプローラーから
マイクロソフトエッジに変更するための経費です。昨年9月
定例会において増額
補正し、
システム改修に時間を要することから、
繰越明許費を設定し、本年度に繰り越したものです。
○
高橋哲也 委員長 ただいまの
説明に質疑はありませんか。
◆
倉茂政樹 委員 議案第54
号契約の締結について、
テックアサヒという
構成員の
株式会社は、どこの会社ですか。
◎
加藤陽子 契約課長 新潟市内の会社です。
◆
倉茂政樹 委員 2ページ、3、
スケジュールでP8、P4と来て、今回はP7
橋脚工事ですが、そのほかはこれからやるということですか。
◎
加藤陽子 契約課長 はい、そのとおりです。
◆
倉茂政樹 委員 次に、
議案第56号で、
追加になった理由、当初不調だった理由を詳しく教えてもらえますか。
◎
加藤陽子 契約課長 この
契約関係は、当初12月に1度
入札し、その際に参加した
業者が2社とも
予定価格を超過し、不調でした。また、改めて5月に
入札をした際には、2社とも
最低制限価格を下回ったため不調となりました。
◆
倉茂政樹 委員 今回3回目ということですか。
◎
加藤陽子 契約課長 はい、そのとおりです。
◆
倉茂政樹 委員 履行期限があり、延長を予定しているというのは、どう理解すればいいですか。
◎
加藤陽子 契約課長 今年度
予算での執行となっていますので、一旦
履行期限を3月末までとしていますが、実際にはこれから
工事業者と
施工計画を詰めていくと、恐らく10月末までかかるのではないかということで、この後
所管課からそのようなお願いをすることになると思います。
◆
倉茂政樹 委員 確認ですが、
履行期限が
令和5年3月31日ですが、
令和5年10月末頃に終わる見込みということですか。
◎
加藤陽子 契約課長 おっしゃるとおりです。
◆
田村要介
委員 個々の
契約の話ではないですが、昨日も
物価高騰に触れました。
調達価格も人の確保についても、少し先が読めない中で長期的な
契約になると思いますが、一般的に、
スライドとかいろいろな話の中で
業者側から確認があるのかどうか、その状況を聞かせてください。
◎
加藤陽子 契約課長 おっしゃるように非常に物価が高騰し、なかなか資材が手に入りにくいような状況で、
入札にかけた際に質問として資材が入らなかった場合に
工期延長はしてもらえるのかという質問や、そういった
スライド条項の適用はあるのかという質問はあります。
◆
田村要介
委員 スライドについては、当事者の中での話をしてもらえればと思いますが、今工期を少し見ていて、勘違いしていたかもしれないですが、駅舎の前の
整備については、当初
令和5年度にはできるだろうという話しか聞いていなかったです。
契約課の話ではなく
所管の部署で
説明があるのかもしれないですが、全体的な
スケジュールをきちんと市民に示して、事情を
説明する手順も必要だと思います。これだけ周りに影響を与える
工事になるので、その辺について
課長の考えを聞かせてもらってもいいですか。
◎
加藤陽子 契約課長 万代広場の
シェルターについては、先ほど申し上げたとおり、
入札が不調になっているという状況もありますが、そのことで工期が遅れていることは現在ないと聞いています。
資料に
記載のとおり、万代広場については、東側の
整備をはじめとして、西側、
中央広場と段階的に
整備を進め、
供用開始も段階的に行うと聞いていますので、
所管課からもそのような
説明を丁寧にするように
情報共有していきたいと思います。
○
高橋哲也 委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○
高橋哲也 委員長 以上で
契約課の
審査を終わります。
次に、
税制課の
審査を行います。
なお、
税制課長から
説明をお願いし、質疑に当たっては、内容により
担当課長から答弁をお願いしたいと思います。
それでは、
税制課長から
説明をお願いします。
◎
落田章人 税制課長 本
委員会に付託された
議案第43
号令和4年度
新潟市
一般会計補正予算関係部分のうち、
当課所管分と
議案第48
号新潟市
市税条例等の一部
改正について
説明します。
初めに、
令和4年度
新潟市
一般会計補正予算関係部分についてです。
予算説明書6ページ、7ページ、第2
款総務費、第2項
徴税費、第2目
賦課徴収費、
賦課徴収事務費、
地方公共団体情報システム標準化対応事業です。
令和3年9月に制定された
地方公共団体情報システムの
標準化に関する法律に基づき、
地方公共団体の
業務システムについては、
標準化基準に適合しなければならないため、今年1月の政令において、その
対象事務が定められたことから、
市民税オンラインシステムに関する
現行業務と
標準化基準の比較、
課題解決策の検討、スムーズな移行を進めるための
計画策定に要する費用として、4,400万円の
補正をお願いするものです。
続いて、
議案書4ページ、第2表、
繰越明許費補正、1、
追加、第2
款総務費、第2項
徴税費、
地方公共団体情報システム標準化対応事業(
市民税オンラインシステム)は、今ほど
補正をお願いした経費です。
地方税に関する
標準化基準は、今年8月以降にも第2版への更新が予定されており、第1版との差異の分析、他の
業務システムやeLTAXなどとの
連携調整に相当の
期間を要すため、年度内の完成が難しいことから、
繰越明許費の設定をお願いするものです。
次に、
議案第48
号新潟市
市税条例等の一部
改正についてです。
改正条文については、
議案書17ページ以降、
配付資料に基づき
説明します。今回の
改正は、
令和4年度の
税制改正に係る
地方税等の一部を
改正する法律が本年3月31日に公布されたことに伴い、
新潟市
市税条例等の一部を
改正するものです。
初めに、1、
個人市民税、
住宅ローン控除の
見直しに伴う
適用期限の延長は、
所得税の
住宅ローン控除について、住宅の脱
炭素化の推進及び
控除額が
支払利息を上回る状況を解消するため、
控除率や
控除期間、
所得要件等を
見直した上で、上段の表のとおり
適用期限が4年間延長されたことに伴い、
所得税から控除し切れない額がある場合、
限度額の範囲で
個人住民税からも控除する措置について、
適用期間を4年間延長するものです。なお、この措置による
地方の
減収分については、
地方特例交付金により補填される予定です。
次に、2、
固定資産税、
下水道除害施設に係る
特例割合の変更です。
下水道除害施設とは、
工場等から排水に含まれる
有害物質を一定の基準内にする
施設です。この
整備に係る
事業者の負担を軽減するため、わが
まち特例として
固定資産税の
課税標準の軽減が講じられてきました。今回の
法改正により、下段の表のとおり
特例割合の範囲が見直されたため、
下水道部と検証した結果、地域的な特段の事情がないことから、これまでと同様本市の
特例割合を国の
参酌基準に合わせています。
最後に、3、
地方税法の
改正に伴う
条文整理等は、
法改正に伴う
引用項の修正や
文言整理によるものです。
○
高橋哲也 委員長 ただいまの
説明に質疑はありませんか。
◆
倉茂政樹 委員 補正予算ですが、
事業概要に国が推進する
基幹業務システム標準化に対応するための
標準準拠システムの導入、
現行システムと
標準準拠システムの
仕様比較、
移行計画の
策定等とありますが、今回はどれに当たるのですか、全てですか。
◎
落田章人 税制課長 はい。
◆
倉茂政樹 委員 昨日の
デジタル行政推進課の
資料の中で
標準化に向けた
作業工程があり、その
3つ目の矢印の
移行計画の作成までということですか。
◎
落田章人 税制課長 御指摘のとおりです。
◆
倉茂政樹 委員 ここで
市民税課の持つ
個人情報の
データは、ここに関係しますか。
◎
落田章人 税制課長 市民税オンラインの中に入っているので関係します。
◆
倉茂政樹 委員 この作業の中に
個人情報の
データをどう保護するかも入ってきますか。
◎
落田章人 税制課長 マイナンバーを利用する事務がほとんどなので、当然それも今回の仕様の中でセキュリティーを考慮しながら改めて
見直していくということになると思いますが、ただ今回の設計の仕様では、
考え方の整理なので、
個人情報を直接扱うような事業ではありません。
◆
倉茂政樹 委員 今回4,400万円は全て
一般財源ということですが、
予算説明書7ページには、委託料とあります。この
委託先はもう決まっていますか。
◎
落田章人 税制課長 これから調達はかける予定であり、まだ決まっていません。
◆
倉茂政樹 委員 そうすると、専門的な
業者、いわゆるベンダーに委託し、こちら側が計画をつくるため、やり取りを一生懸命していますが、その
システムをつくるあるいはそういう
業者がやったことに関して、本市でしっかりと点検できる体制はありますか。
◎
落田章人 税制課長 確かに専門的な知識が必要であり、職員も相当な
期間をかければ可能だと思いますが、限られた
期間の中で、また複雑な新しい技術も入ってきている中で、短
期間でやろうとすると、御指摘のとおり
専門家の力を借りるのが妥当だろうということで、今
予算をお願いするものです。その検証についても、私どももこれまでも同じように
システムを扱っている職員もおり、また
デジタル行政推進課においては、民間の知見を有する職員を今年度採用し、そのアドバイスや
サポートに当たるという仕組みもあります。また、
税務組織の中でもそのような
システムの
業務の
見直しを含めた体制を取っていますので、十分可能だと考えています。
◆
倉茂政樹 委員 前後しますが、
個人情報の
データが今回あまり関係しないという話でしたが、まずこの
デジタル化が進んでいる中で、まずは
個人情報をどう保護するかを大前提として、そこから始めるべきだと思いますが、その認識はいかがですか。
◎
落田章人 税制課長 おっしゃるとおりだと思っています。
市民税をはじめ、税の部分もそうですが、住民の皆様、
納税者の皆様の大切な
情報を取り扱うものであり、そのような
考え方で進めたいと思います。
○
高橋哲也 委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○
高橋哲也 委員長 以上で
税制課の
審査を終わります。
次に、
財務企画課の
審査を行います。
財務企画課長から
説明していただきますが、質疑に当たっては内容により
財務課長からも答弁をお願いしたいと思います。
それでは、
財務企画課長から
説明をお願いします。
◎
若林靖恵 財務企画課長 議案第43
号令和4年度
新潟市
一般会計補正予算関係部分及び
議案第55
号令和4年度
新潟市
一般会計補正予算関係部分について
説明します。
議案書1ページ、
議案第43
号令和4年度
新潟市
一般会計補正予算(第3号)は、第1条のとおり、
歳入・
歳出予算の総額にそれぞれ38億1,946万7,000円を
追加し、
歳入・
歳出予算の総額をそれぞれ3,996億2,146万7,000円とするものです。
続いて、2ページ、
歳入、第24款1項
繰越金は、今回の
補正予算の財源として増額
補正するものです。
次に、
追加の
議案書1ページ、
議案第55
号令和4年度
新潟市
一般会計補正予算(第4号)は、第1条のとおり、
歳入・
歳出予算の総額にそれぞれ4,300万円を
追加し、
歳入・
歳出予算の総額をそれぞれ3,996億6,446万7,000円とするものです。
次に、2ページ、
歳入、第24款1項
繰越金は、
追加提案した
補正予算の財源として、増額
補正するものです。
○
高橋哲也 委員長 ただいまの
説明に質疑はありませんか。
(な し)
○
高橋哲也 委員長 以上で
財務企画課の
審査を終わり、
財務部の
審査を終わります。